1. 肖像の「買い取り」には応じられません。

使用期間の制限のない契約には応じられません。商品の広告として適正な期限をもって契約してください。


2. 身体の一部であっても肖像権・肖像財産権(パブリシティ権)が及びます。

モデルの顔を切り取る・モザイクを施すなどした肖像であっても、無断で使用すれば肖像権・肖像財産権(パブリシティ権)の侵害となります。また、人物の特定が困難になるような改変をすることは、人格権の侵害となりますので、改変を行う際には許諾を得て対価をお支払いください。なお、改変についてはお断りする場合もあります。


3. 肖像以外の氏名・音声・経歴の使用について

事前にモデルエージェンシーの許諾を得てください。肖像の無断使用はもちろんのこと、これらについても無断使用はトラブルの原因となりますので、注意が必要です。


4. 「撮影」の許諾と「使用」の許諾は全く別の問題です。

例えば、テスト撮影の写真や動画等、許諾を得て撮影した成果物をモデルエージェンシーの許諾を得ずに他者に貸し出した場合、肖像使用について許諾がない以上明らかな権利侵害となります。特に、撮影者には著作権があることから、「自分の作品」として自由に使用できるとの誤解をしがちですが、著作権とモデルの肖像権・肖像財産権(パブリシティ権)は全く別個独立の権利です。したがって、著作権者であっても無断で使用すれば肖像権・肖像財産権(パブリシティ権)の侵害となり違約金が発生します。テスト撮影による成果物を譲渡する場合は、事前に譲渡先、使用目的 使用料等詳細を明らかにした上で、必ず許諾をおとりください。